目的やライフスタイルで選べるマンスリーマンション

マンスリーマンションは敷金や礼金が不要で家具家電も揃っているため、すぐに生活を始められることが魅力の一つです。

また、マンスリーマンションというと、ビジネスマンが単身赴任や長期出張などで使うもので、内装や家具も簡素なものというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、決してそれだけではありません。最近のマンスリーマンションは、さまざまな利用者のニーズに対応できるよう、さまざまなタイプの物件が揃っています。

今回は、目的やライフスタイルに応じたマンスリーマンションの活用法を紹介しますので、是非ともご参考ください。

長期旅行の拠点に

数日間の旅行なら、ホテルや旅館を利用するのが一般的ですが、もっとじっくり時間をかけ、仏閣や神社、温泉などを巡りたいという方にお勧めなのが、リゾートタイプのマンスリーマンションを拠点とする方法。

ホテルや旅館は、好きなように炊事や洗濯ができるわけではなく、長期滞在にはあまり向いていません。リゾートタイプのマンスリーマンションは、その名の通り、長期休暇中やリタイア後のリゾート生活向けの物件ですので、高級感がある物件が多く、家族数名で快適に過ごすことができます。ホテルや旅館などでは、他人の目が気になって、のんびりくつろげないという人にもマンスリーマンションの利用をお勧めします。

地方からの大学受験や就職活動に

地方から東京や大阪をはじめとする都市部の大学を受験する受験生も多いと思います。

大学に合格したら下宿生活を始める予定でも、合格が決まらないと下宿先を見つけることもできません。都市部には、多くの大学があり、入試の日もばらばらです。入試前日にホテルに泊まって、入試が終わったら帰るということを繰り返すより、マンスリーマンションを拠点として決め、入試が終わるまでそこで生活するようにしたほうが、身体にも負担がかからず、自分の実力を十分に発揮できるでしょう。

また、地方から都市部の企業への就職を希望している大学生の就職活動の拠点としても、マンスリーマンションはお勧めです。マンスリーマンションに拠点を置くことで、実家と都市部を行ったりきたりせずに、就職活動に専念することができます。受験や就職活動の拠点として利用するには、単身者向けのマンスリーマンションが向いています。

インターンシップの学生に確保する居住先として

最近は学生のインターンシップを行う企業も増えてきました。地方の優秀な学生をインターンシップとして採用し、長期間の職業体験をさせるためには、その学生が居住するための住居が必要となります。社員寮などの空きを活用する企業もありますが、人数や期間が年によって変わることも多いインターンシップの居住先として、マンスリーマンションはお勧めです。

東京オリンピック観戦の拠点に

2020年には、東京オリンピックが開催されます(2021年に延期)。すでにチケットの販売も開始されていますが、運良く観戦チケットを手に入れて地方から観戦に行こうと思っている人が、次に出会う問題が、オリンピック期間中の滞在先の確保です。オリンピック期間中、会場への交通が便利なホテルは、軒並み高騰し、予約も困難になることが予想されます。そこでお勧めしたいのが、マンスリーマンションの利用です。都内には、オリンピック会場への交通の便がよい、マンスリーマンションがたくさんあります。

レジデンストーキョー代々木南

観戦者の人数に応じて、部屋の広さや設備などを選ぶのがいいでしょう。マンスリーマンションを借りておけば、オリンピック観戦の合間に、ゆっくり東京観光をすることもできます。オリンピックの国内開催という、貴重なチャンスを活かすためにも、マンスリーマンションを観戦の拠点にすることをお勧めします。

身内の出産や入院患者の付き添いに

昔は、出産の際、実家に里帰りして、出産後もしばらく実家に面倒を見てもらうという場合も多かったようですが、核家族化が進み、共働きの家庭が増えたことで、里帰り出産は減っています。その代わりに実家の親が、娘のところに手伝いにくるというパターンが増えています。その場合、問題となるのが手伝いに来た親の宿泊先です。娘が住む家に、使っていない部屋があれば同居する手もありますが、今の住宅事情ではなかなかそうした余裕がないことのほうが多いと思います。プライバシー的にも、手伝ってくれるのはありがたいけど、同居は気が進まないという方も多いことでしょう。

マンスリーマンションは、出産する娘を手伝いたいが、その間の宿泊先が見つからないという親御さんのニーズにも最適です。娘の家近くのマンスリーマンションを契約すれば、昼間は娘の家に行って、家事や育児の手伝いをし、夜はマンスリーマンションで休むという生活を行うことができますので、娘夫婦の精神的負担も少なくなります。

また、大きな手術に備えて病院に入院している身内の付き添いや看病をする場合も、マンスリーマンションはお勧めです。病院と自宅が近い場合は、毎日病院と自宅を往復してもなんとかなるでしょうが、普段は地方に暮らしている人の身内が、都市部の総合病院に入院した場合などは、自宅と病院を往復するというのは、あまり現実的ではありません。病院への交通の便がよい場所にあるマンスリーマンションを契約すれば、移動に体力や時間を浪費せずに、病人の看病に専念できます。

住宅建て替え時やリフォーム時の仮住まいに

一戸建ての住宅に居住している方で、住宅が老朽化して建て替える場合や、家族構成やライフスタイルの変化によって大規模なリフォームを行う場合の仮住まいとしても、マンスリーマンションが向いています。部屋が広くて多い、ファミリータイプのマンスリーマンションなら、大家族でも快適に暮らすことができます。自分の住宅に近いマンスリーマンションなら、工事の進捗状況なども気軽に確認できます。元の住宅で使っていた家具や家財道具は、レンタル倉庫などに一時保管しておけば安心でしょう。

 

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この記事を書いた人

石井英男

ライター歴25年のフリーライター。PC/IT系から教育関係、住居など、さまざまな分野での執筆を行っている。小中学生の子どもを持つ父親でもあり、CoderDojo守谷のメンターとして子どもたちにプログラミングを教えている。